スクーターベルト取扱説明
下記の解説を無視し、誤った取扱を行うと、人が死亡・重傷・傷害を負う可能性及び、物的損害の発生が想定されます。
必ず順守してください。

注意
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本製品は純正ベルトと上幅、ダブルノッチのコグ形状が異なる場合もございますが、性能上に全く問題ございません。
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交換時期は装着後20,000㎞走行以内、又は2年以内に行ってください。
※シビアコンディション(ビジネス用途・通勤等)の駆動系を酷使する条件では、10,000km走行以内または1年以内の交換を行なって下さい。
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新品のベルトに交換後は、ベルトとプーリーを馴染ませるために低速で慣らし運転(20~30km走行)を行い、ベルトのスリップ等異常が無い事を確認した上で通常走行を行なって下さい。
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使用条件によっては異なる場合もございますので、定期的(3,000 ㎞)な点検・整備・交換をお奨めいたします。
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摩耗したプーリー(凹凸やレコード盤に似たキズ等)に、新品のベルトを装着してもベルトのV角度面がプーリーに馴染まないため、ケース内でバタついて異音がしたり、早期摩耗の原因になりますので、車両のサービスマニュアルをお読み頂き周辺パーツの状態に問題が無いかチェックをお願い致します。
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点検・整備・交換作業は、各車両メーカー発行のサービスマニュアルをお読みいただき、ご理解をいただいた上で作業を行って下さい。
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点検・整備・交換作業は、整備資格を有する販売店の技術者が行って下さい。
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整備資格のない個人による検・整備・交換作業は絶対に行わないで下さい。
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個人での交換作業において発生したトラブルについては保証の対象外とさせて頂く事があります。

警告
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純正品以外の社外品との組み合わせは未確認のため保証の対象外です。
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対応車種は国内販売された車両のみの対応で、逆輸入車の適合確認は行っておりません。
又、改造車両等に使用されても保証の対象外です。
ベルトの交換時期
損傷レベル | 損傷モード | 状態 | ||
コグクラック | コード剥離 | 側面損傷 | ||
レベル1 初期 | ![]() しわが入る | ![]() 10mm以内 | ![]() 0.1mm以下 | - |
レベル2 中期 | ![]() ひびが入る | ![]() 50mm以内 | ![]() 0.1mm - 0.4mm | - |
レベル3 後期 | ![]() 底ゴムに達する | ![]() ベルト周長1/2以下 | ![]() コード1本分 | 交換時期 |
レベル4 末期 | ![]() 心線に達する | ![]() ベルト周長1/2以上 | ![]() コード1本分以上 | 危険状態 |
レベル5 損傷 | ![]() コグ剥離 | 破損 | 破損 | ![]() 切断 |